パニック障害の治し方【私が約2年でパニック障害を克服した方法6つ】

私は2007年2月、20代の頃にパニック障害を発症し、約2年で完治と言える状態になりました。

この記事では、私がパニック障害を克服するためにやったことで効果があったことを6つ紹介します。

私が約2年でパニック障害を克服した方法6つ

①本をたくさん読んだ

冒頭でもお話ししましたが、ネットでは欲しい情報が得られなかったので本を読むことにしました。

タイトルに『パニック障害』と書かれているものをはじめ、健康系、メンタルヘルス系、自己啓発系、スピリチュアル系に至るまでたくさんのジャンルの本を読み漁りました。

パニック障害を発症してから出かけることができなくなり、ほぼ寝たきり状態の生活を送っていたので本を読む時間はたっぷりありました。

この時期に読んだ数々の本が今の私に多大なる影響を与えていると思うし、ここで得た知識はとても貴重な財産であると思っています。

 

 

②心療内科への通院をやめた

私はパニック障害と同時に『ヒステリー球』も併発していました。

ヒステリー球とは

ヒステリー球とは器質的障害がないにも関わらず喉の奥に何かが当たっているような感覚のことです。その何かが例えば球(たま)のような感覚であるのでヒステリー球と呼ばれます。食べ物を食べたり飲み物を飲んだりする時にはその感じは通常軽減します。この症状は常に気になってしまったり悪くなったりするのでとても不快になります。
(中略)
ヒステリー球はストレスや不安や抑うつ状態から誘発されるようです。ストレスによる緊張が食道平滑筋の異常なスパスムを生み出すといわれ、喉の奥に球があるような感覚になります。

いのうえ内科脳神経クリニック ヒステリー球について

そのため食べ物や飲み物が喉を通らなくなり、激ヤセしてしまったため心療内科に通うことにしました。

心療内科で処方された薬を飲むと一時的ではありますが喉のつかえが取れ、ご飯が食べられるようになりました。しかし副作用として強い眠気があり、毎日寝たきり状態であることに変わりはありませんでした。

「このまま薬を飲み続けても根本解決に結びつかないのではないか」

そう思い、独断で心療内科に通うのをやめました。
(ただし、急に薬の服用をやめるのはオススメはしません。担当医に相談してください。)

 

 

③認知行動療法を実践した

認知行動療法とは

「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。
認知には、何かの出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えやイメージがあり「自動思考」と呼ばれています。
「自動思考」が生まれるとそれによって、いろいろ気持ちが動いたり行動が起こります。
ストレスに対して強いこころを育てるためには「自動思考」に気づいて、それに働きかけることが役立ちます。

こころのスキルアップ・トレーニング

認知行動療法は、紙とペンがあれば(スマホやパソコンでも可)実践できます。

パニック障害やうつなどの精神疾患にかかると、とにかくネガティブな思考に陥りがちです。「病気になった自分はもう人生終わりだ」とか「情けない、恥ずかしい、もう誰とも関われない」とか「ものすごい発作が起きて死ぬかもしれない」とか。その『考え方のクセや思い込み』をありのままに認識し、ありのままにていくことでストレスを軽減していくという方法です。

私は認知行動療法を実践して、自分がすごく突飛な考え方をしていることに気がつきました。とにかくネガティブな決めつけが多かったように思います。自分の思いや考えに真剣に向き合った結果、自分自身をより深く知ることができました。

また、認知行動療法は精神疾患の治療法の一つとして有名ですが、実は精神疾患でない人にもとても有効な考え方だと思っています。私たちは目の前で起こる出来事をいつもありのままに受け止めるということが、意外とできていないものです。パニック障害を克服した今でもストレスを感じることがあると実践しています。

 

 

④市販の漢方薬を服用した

先ほどもお話ししましたが、パニック障害と同時に発症した『ヒステリー球』喉のつかえによる拒食が酷かったので、それを和らげるために『半夏厚朴湯』という市販の漢方薬を服用していました。心療内科で処方された薬ほどの効果の持続性はありませんでしたが、その代わり副作用がなかったので安心して続けられました。

 

 

⑤バッチフラワーレメディを服用した

私が服用していたのは『バッチフラワー レスキューレメディ』です。

“植物のエネルギーを転写したエッセンスで感情を癒す”というスふわっとしたピリチュアルな表現に初めは半信半疑でしたが、不安感があるときに服用するとスッと不安感が和らぐ効果を感じられました。藁にもすがる思いで御守りがわりにいつも持ち歩いていました。

 

 

⑥やりたかったことをやり始めた  

当時の私は、漫画家になるという夢を抱き、田舎から名古屋に移り住んだばかりでした。彼氏との同棲という形でしたが、初めて親元を離れての生活になかなか慣れず、またお金もなかったため、家事とバイトに追われる毎日で、漫画を描く時間など全くありませんでした。

パニック障害を発症してから、ふと「あれ、私ってなんでここに来たんだっけ?漫画家になるためじゃなかった?」

それに気づいた私は、パニック障害を抱えたまま漫画家のアシスタントを始め、それと並行して出版社に持ち込む作品もガンガン描き始めました。その間、発作も起きましたが漢方薬やフラワーレメディで対処しつつ、漫画家という夢に向かっている内に発作が起きなくなりました。

今思えば、パニック障害は自分が本当にやりたいことをやれていないことに気づかせてくれたのかもしれません。

 

 

まとめ

当時はまだパニック障害が社会的にあまり周知されていない状況だったので、情報を得るのにとても苦労しました。ネットを探しても『パニック障害とは』とか『原因はストレス』とか、うわべだけの情報ばかりで、肝心の『体験談』や『治し方』が見つかりませんでした。 

私は自身がパニック障害を克服した立場から話せるリアルな『体験談』や『治し方』を発信できたらいいなと思って記事を書くようにしています。

「私の場合はこうだったよ」という一個人の意見ではありますが、何かしらの参考になれば幸いです。